てきとう日記

てきとうです

大学に入れば安泰なんてことはない

 週末にセンター試験があったらしい。
 高校生ってどんな感じで進路決めるのが普通なんでしょうね。自分はそれなりの進学校にいたので、旧帝大から入れそうな場所を受けるというのがポピュラーでしたが、就職と進学が分かれるような学校ではどんな感じなんやろか。おそらく自分は就職していたような気がする。昔から「手に職」系の職業であればなんでもいいと思っていたので、ドライバーにでもなっていたと思う。自分が頑なにMT車に乗っているのは、全てを失った時にドライバーとして再起できるんじゃないかという、根拠のない予防線である。2024年問題もあるし大型免許を取れれば仕事はあるだろう。

 

 仮に過去に戻って進路を考えるとしたら、理系に行って地方の工場で一生を終えたい。数物ができない訳ではなかったからあり得る進路だった。理系こそ、手に職の最高峰であると思う。

 

 地方の帝大を出ているが、一般就活をしなかったクチなので「学歴なんて何の役にも立たねーよクソがよ」と思っていた。なんだけど、資格取得後の就活では想像以上に役に立った。履歴書出せばとりあえず面接官が会ってくれるので「こういう仕事したいっスね〜笑」とTwitterで得た知識をベラベラ喋っているだけで終わってしまった。面接の機会を得る、そういう意味では学歴があった方がいい。
 まあ、ただ、大学に受かった頃は「これで一生安泰や!*1」と思ったいたが全然そんなことはなく、3回生の頃なんかはどん底やった。学歴要らなすぎると思った。自分は一般就活が無理なクチだと気づいていたので「使えない高学歴」として生きていくことを覚悟していた。一般就活とかいうヤツ、東京生まれ東京育ちじゃないと無理なゲームやった。顔が変です。ガクチカ弱いです。人脈ないです。性格が捻じ曲がっています。マッチョではありません。そういう奴を取ってくれるのはブラック公務員くらい。(そもそも俺はサラリーマンやりたくねー、という感じだったのであんまりカンケーなかったんだが)。
 一般就活適性がないキミには士業を薦めたい。武器を配りたい。肉体労働をする覚悟がないのなら、その辺を狙うしかない。身近に冴えない文系大学生がいたら教えてやってほしい。文学でクネクネしていないで実学をやれ。実学はお前を救ってくれるだろう。文学はお前を救うかもしれないが、一時的に救ってくれるだけだ。実学だけが未来に渡ってお前を救う。クネクネが大事にする倫理も実業と両立する。新しい一万円札が書いた『論語と算盤』でも読めばいい。

 

惨めだった俺がよく聴いていたのがこの辺。惨めな人間の描写が自分に重なったんだろうと思う。歌詞なんてあってもなくても変わらねえと思っているが、ボーカルが入っている曲は意外に歌詞で音楽を聴いている。

Do you remember?

Do you remember?

Shout to the Top

Shout to the Top

 

人生上がりてえなあ。
それは無理なので、せめて楽しく生きて行きてえ。

*1:合格が町で話題になるほどの出来事である