てきとう日記

てきとうです

ひと段落

数年ぶりに歯医者に行った。親の仇くらい歯石を削られた。それ以外は健康そのもの。
診断を受けた咳ぜんそくはなかなか治らないらしい。訪問先の会社の方に「咳喘息で煙草吸えなくなっちゃいましたよ笑」と話したら「自分もなったことがあるが、半年くらい服薬を続けた」とおっしゃっておった。診断された時には全然軽い感じに言われたのだが、最悪や。また薬をもらいに行く必要がある。実際、咳は治っていない。自宅に帰ると咳が出るので、おそらくペットの毛が気管支に悪い。
左手の他人感は気づかないうちに消えた。ストレス性のものだった気がする。

 

こうして病院巡りをできるのも車を手に入れたから。田舎というのは車さえあれば最高だ。都市で生まれ育った人間は絶対に味わえ得ない感覚を、いま自分は感じている。やっと自由を手に入れてどこにでも行ける気がする。なんか同じ内容がバズっていた。

 

今月は就職先と食事に行く予定があり、それさえ済めば気楽にいられる。実家巡りも多少は億劫だけど、親戚多くないし。

 

簿記やらなきゃと思い、全然やっていない。会社訪問時に話を聞いて思ったが、本当にやった方がいい。
今はタイピングの練習をしている。ブラインドタッチができれば業務の効率が上がるのは間違いない。左手の人差し指がよく動かない。

 

怪しげな宗教の本を読んでいる。東洋思想はごちゃごちゃしているので、外国の視点から入った方がわかりやすくて良い。仏教だけでも宗派いっぱいあるし、大乗だの上座部だの、位置付けも知らない。そんでまあ、早川ノンフィクションなら信頼もできるし読んで損はないだろう。「ハーバードの人生を変える東洋哲学」も気になる。

進化心理学の観点からも仏教は正しい!的な書き振りではある。
進化心理学やら行動経済学やら、「自然選択の結果として設計されて生きる私たち」みたいな価値観に強く共感するからオモロい。アカデミアの中でどういう位置づけなのかは知らないが、人間なんて本能の奴隷であることを前提に、本能をハックするのが正しい。

 

自分が「推し活」から微妙に距離を置いているのは、悪い本能ハックだから。距離を置いていると言っても、「推し」という言葉を使わないだけで、消費行動としては普通のオタクと変わらないのだが。それでも推し活っていうのは、本来であれば自分の子に向けられるはずの母性本能をアイドル等に向けるもので、ちょっと違うよね感は常々ある。新人の子が頑張っているのを見て*1「漏れも頑張らなくては」と思うのは良いと思うのだが、それ以上は覚悟をもってやるべきだろ〜。結婚してくれ!俺が養う!ぐらいの。遠くから見て満足してしまうような、中途半端な感情で満足する癖がついていると、交際したい相手にも強く出られない気がする。異常既婚男性になるためには、それくらいの覚悟が必要だと思う。

 

モーニング娘。は、つんくの人生観が光るキャッチーな自己啓発グループなので、推し活のワードに込められる消費行動の負の側面ばかりではないけどさ。ハロプロに出会ってから人生好転しています、は本当だ。それこそ生きていく覚悟はハロプロから学んでいる。
でもそうだな、ハロプロの楽しみは「推し活」の母性本能ハックとは違うかもな。パフォーマンスの上手さとか、リーダーシップとか、仕事ができるかどうかが人気につながっている気がする。ある意味男性社会の論理が働いていて、「仕事のできる同僚に対する尊敬」的な感情が強い。俺も頑張らないとな、と思える、良い本能ハック。

 

*1:娘。17期の2人がとても眩しい。