知人の多いニートというのは最高かもしれない。いつでも飲みに行けるから。
好きなことができる最後の期間なので、作品を生産すべくサークルに出入りしている。健全な大学のサークルは3回生で引退、修士なんて関わる機会もない、という感じらしいが、ウチはおっさんがゴロゴロおる。ダブっていたり休学していたり、事情は様々だが同年代が多い。そんな居心地の良さもあり飲み会にも顔を出してしまう。大学の敷地で魚焼いたり肉焼いたりとやりたい放題なので楽しいのである。
ただ、何とまあ、自分が一番上の年である以上、金は出さなくちゃいけない。流行りの奢り奢られ論争なんてのもあるが、シンプルに年上の見栄として金は出してしまうな。ホームパーティ的な形式なので途中に買い出しに出るわけだが「いいからいいから」と金出して徴収もせんかった。本当にただの見栄。何なら気持ちよくもあった。一方で「前も奢ってもらったんで…」と言ってこっそりポケットに一千円札を捻り入れてくる後輩もおり、「いやいや」という無駄なやりとりを5回くらいした。結局貰ったのだが……
結局奢り奢られというのは、その相手の前で気前のいい人でありたいか否かでしかない。関係性に依存するとも言える。ジャブを打ち合うようなノンバーバルコミュニケーションの一種かもしれず、論争でムキー！となっている人は色々問題がありそう。
気前のいい先輩であれ。乞食ではなく可愛げある奢られであれ。
つーか、抽象化すると、上の立場にある者が下の立場にある者に奢るという関係性にある。デートで奢れ！系女性は自らの立場を危うくしていることに気づくべきである。それは関白宣言を受けてもいいという意思表示に等しい。逆に「対等な立場でありたいから割り勘で払わせろ」とはっきり物を言う女性は一目置いてしまうかも。それは学識と根性が垣間見える振る舞いであるから。
生産停止中だったロードスターのモデルチェンジが発表。続けてくれて嬉しい。
真っ赤なロードスターに乗りたいことからしても自分は見栄っ張りだと分かる。
