魂の抜けたような生活をしている。実家をリフォームするとかで、下宿を引き払う準備も少し遅れそうだ。
実家に帰省してからは毎日本を読んでいた。『言語の本質』『ケーキを切れない非行少年たち』等。今は円城塔の『文字渦』を読んでいる。勉強の本も眺めてはいるものの、ほぼほぼ進捗はない。
ケキひこは今更感あるが、結構衝撃だったかも。最近多いジョーカー的犯罪の原因が分かる。SOS出せない→どうとでもなれ、らしい。支援が必要であり、著者は実際に行なっている。
『言語の本質』は学習がどのように行われているかにつき経験則を実験で明らかにした感じ。面白いが、結論としては穏当。
・ドライブ
中学時代の友人の車に乗せてもらいドライブに出かけた。自分と同年代の友人はほぼ就職済みなので土日祝日にしか遊べないことに寂しさを覚えつつ、久しぶりに色々話した。目的地に選んだ奥地の神社は穴場で、車も少なくドライブ向きの山道であった。間違えて観光地に行くと渋滞に遭い消化不良になる。結局その足で観光地にも行ったのだが、ショートカットのために走り屋も寄りつかない荒れた山道を走った。友人の運転技術を信頼していたとはいえスリリングだった。観光地には、東京から来たのであろう、小綺麗にしている人々が多かった。適当にアイスを食い、下山した。
助手席の自分はナビが下手だった。適当に選んだ昼食の店が成功だったのはよかった。
・ドライブ2
遠くに進学した妹が車で帰省したいというので、付き合うことに。自分としても試験が終わり始めて暇になったので、妹の下宿に遊びに行くことにした。本州の端。妹が引っ越しする際に運転して行ったが、それきりだった。
1日目は海沿いで食事をし、2日目は山の奥地を満喫した。3日目は2人で交代し10時間ドライブして実家に戻った。
喧嘩もなくうまく帰ったと言いたいところだったが、疲れていた。警備員が必死に駐車場の誘導をするくらいには混んでいるPAで「次は自分が運転する」と言いつつ、呑気にクーリッシュを食っている妹に「走っている時、PAは譲り合いって表示あったよな」「(忘れたが、呑気な発言)」「早く食えって言ってんの」と言い放ってしまい空気が凍った。まあ、よくなかったな。文句を言いたいのであれば自分が運転すれば良い。
ただ、お盆時で人の多いPAでは、自分さえ良けりゃ良いってもんじゃないと俺は考える。駐車場にも限りがあり、駐車誘導のための警備員が常駐されているほどだ。便所を済まして、飲料を買い、すぐに出るというのがマナーだ。
途中で寄ったSAやPAで見た父親たち、彼らは眠眠打破やブラックコーヒーを飲んでいた。なんつーか、やっぱり男の仕事というのは、ある。文句言わねーで、社会の秩序に従って運転するのである。家族サービスや社会的儀礼のため、移動手段を提供するのである。
10時間ドライブが今日。すげー疲れました。体力、ないわ〜。
PASAで見かけた父親たちはみんなガタイが良かったな。顔面文学部やIT系は一切おらんかった。俺も沢山食ってガタイよくするしかない。
・娘。
一昨日は広島、昨日はロッキンというハードスケジュールをこなしておりスゴい。連休が終わったらゆっくり休んで欲しい。なんなら、連休にはゆっくり休んで欲しい。持ってくれた天気に感謝。映像化が楽しみだ。
新しくノートを買ってあるから、ちゃんと日記書かなきゃなと思います。実家のリビングで犬と戯れながら、本を眺めているだけだと自分がなくなっていくようだ。
